Dark Side というワードを聞いたらネガティブな印象を持ってしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください!! まぁ、確かにどっちなのかと言われればネガティブな方に分類されるのかもしれないのですが...よかったらどういう意味なのかだけでも読んで頂けたら嬉しいです。
発想のもとは「撮る」ということを言い換えるということ。
この自分自身のブランドを作ろうとした時、僕はどうして、何を、どんな時にレンズを向けてシャッターを切っているのだろう。と過去これまで撮ってきた写真を数々を見返していました。幸いなことに、職業カメラマンであった期間は無いと言って等しいので、残っている写真はほぼ全て自分自身の動機とセンスによって撮られたものだったので、その分析に時間は要しませんでした。
僕の撮影歴の始まりはライブステージでした。そこからストリートスナップ、証明写真、ポートレート、ナイトクラブイベント、ツーリズム(風景)と多岐に広がっていきましたが、結局共通項と言えば、一般的な話「光と影」に辿り着いたのでした。
撮影というのは、読んで字の如く「影を撮る」ことなのですが、影とはすなわち、光が何かしらの物体に当たった時に現れるもので、撮影者はその光と影の美しさを見ているのです。
僕が切り取ってきた世界に写っていたのは、ライブステージで汗を飛び散らせて情熱を爆発させるバンドマン、あるひと夜の儚いパーティタイムを楽しむビューテフルピープル、掛け替えない幸福な時間の一瞬は…全てキラキラ輝いていました。さて、これを何と言い表そうか。
光輝くもの。尊いもの。それは愛なのかもしれない。
僕が撮りたいと思うのは、輝かしい存在が目の前にあった時なのだということが分かりました。そして、その光輝くものは影を生む。また、同じ一辺倒の明るさの中にいては、それらは輝きを放てないでしょう。少しほの暗い方がいいのかもしれない。或いは、完全な闇の中の方がいいのかもしれない。つまりは、暗闇の中に差し込む一筋の光。それこそが僕の撮っているものなのだ。と、府に落ちたのでした。僕から見た貴方はそれだけ尊いものなのです。
余談
撮影ジャンルとしては、自分で言うとすると「(目撃した)記録」になると思います。自ら光源を作り出したり再現したりすることは無く、その日その時間その場で何に対峙してそれをどのように切り取ったのか、或いは何を考えていたのか。を大切にしています。
ちゃんとした制作物の発表はこれから取り組んでまいります。
「存在の証明」をテーマに活動していこうと思っております。
ネイチャーも人物のスナップも乗り物も建物も私のテーマの対象物だと思っています。活動内容としましては、様々な理由で行きたい場所に行くことができない、思いを伝えられない。そんな人たちの代わりとなるphoto messangerをやっていこうと考えております。いつかそれ自体が私の存在した証明になるように。